年末、いかがお過ごしですか。
忙しい日本に、働きすぎな日本人に、1年の中で唯一穏やかな時間が流れ、おやすみモードになるのが年末年始のような気がします。
サービス業など、年末年始も関係なく働いている皆さま、本当にお疲れ様です。
余談ですが、わたしも前職の医療事務は月初が忙しく、年始やGWなどみんなが休んでいる時に出勤しなければならないのが憂鬱で仕方ありませんでした。
カレンダー通りのお仕事に憧れたのが、OLに転職した理由の一つです。
さて、前回の記事では「会社を辞める前に一旦立ち止まって考えましょう」とお話ししました。
今回は、わたし自身の転職経験をふまえて「こんな人は辞めてOK!」「転職おすすめ♡」なお話をさせてください。
まず、大切なのは会社を辞めたい明確な理由を持っているかどうか、です。
なんとなく組織に属して毎日会社に行くのが疲れた、まだノープランだけど何か事業をやってみよう、FIREするにはちょっと資産が足りない気がするけど…辞めてから考えよう!という人は、一旦立ち止まって考えてみてください。
後悔しないように、辞めてからのライフプランをしっかりとシュミレーションしてみましょう。
では、どんな理由があれば辞めて良いのでしょうか。
1、人間関係が辛い
毎日行かなければならない会社。どうしても馬が合わない人がいたり、馴染むことができなかったり…人間関係が上手くいかないと、仕事自体が嫌ではなくても心が蝕まれていきます。結局は「人」なのです。
何か言ってくる厄介な人には「無視」が効果的ですが、会社の人間関係ってそんな単純なものではないですよね。
無視で解決できない時、相談できる人がいないもしくは相談しても解決に至らない時、部署異動なども叶わない時は、辞めるという決断をして良いと思います。
もともと人間関係の構築が得意ではない人は、リモート勤務メインのお仕事を探すのも良いですね。出社しなくて良いだけで、無駄な付き合いや愛想を振り撒いたりするストレスは格段に減るでしょう。
最大の心の防御「無視」の効果がない時は、「逃げる」!
逃げて全部忘れて、新しい気持ちで再スタートをしてみましょう。
2、お給料が見合っていない
働く上で、対価=お給料って言うまでもなくとても大切です。
何のために働いていますか?と聞かれて、「心の栄養!働くことが生きがい!」と答える人は一握りのお金持ちだけで、一般庶民にとって働く理由は「お金を稼ぐため」ですよね。
この対価が、業務内容・業務量に見合っていなかったらどうでしょうか。
会社にとっての従業員の価値=労働力が搾取されていることになります。
労働力は、それに見合った価値で売るべきで、それを決めるのは会社ではなくあなた自身です。
もしその価値に見合ったお給料がもらえていない・今後もその見込みがないのなら、もっとあなたの労働力を高く評価してくれる会社に転職すべきです。
交渉の余地があれば、上司に伝えてみるのもありですが、なかなか「お給料上げてください!」と言えたとしても「うん、いいよ!」とはならないですよね。。
3、仕事にやりがいを感じない
これは、「やりがいを感じたい!」人向けの理由です。
わたしは、仕事にやりがいは求めてないの
日々のタスクをこなして、お給料を貰えればOK
人それぞれ、働くスタンスは違ってOKにゃ!
「仕事があること」に感謝はしないとね
もっとできるのに簡単な仕事しか与えてもらえない。それが辛い。最初は簡単な仕事をしっかり完璧にこなすことが大切ですが、そろそろ任せてもらえてもいいのに新人の時と同じような仕事をずっとしている、雑用ばかりで何も身に付かない…等の不満を感じ始めたら、躊躇わずに上司に相談してみましょう。
上司もその不満に気づいていない可能性があるので、一旦声を上げることが大切です。
「もっとこんなことがしたい!」「この部署に行きたい!」などあなたの思いを伝えてみてください。
それでも改善の兆しがなければ、思い切って転職活動を始めてみましょう。
転職活動をする中で、やっぱり今の会社にいたいと思うこともあります(わたしにも経験があります)。
何もせずに不満を募らせるのではなく、アクションを起こすと色々なことが見えてきたりしますので、①不満を声に出す②行動する の2点を、まずは実践してみましょう。
働いている時間は、一般的に年間3分の2、1日の3分の1以上を占めます。
ストレスを取り除いてお仕事ライフを充実させることが、人生を豊かにするキーポイントと言えそうですね。
FIREを目指す人もそうでない人も、20年後や30年後どうなっていたいかを考えながら、今どんな決断をすべきか、優しくご自身に問いかけてみてくださいね。
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