使うべきお金を見極める力

早いものですっかり12月ですね。
世間はすっかりクリスマス商戦がスタートしていて、物欲がかき立てられる時期であります。

自分へのプレゼントは決まりましたか❓それとも新NISAに向けて、ぐっとガマンでしょうか。そんな年もあっても良いかもしれませんね。

しかし、欲しいものも食べたいものも娯楽も、ぜーんぶ我慢していたら
何のために働いているかわからなくなってしまいます。

少し前にもお話ししましたが、自分にとって今のお金の価値＝老後のお金の価値ではありません。
希望する老後の過ごし方にもよるかもしれませんが、おばあちゃんになってもデパコスやブランドのお洋服を欲しいと思うでしょうか。ヨーロッパ周遊旅行をする元気があるでしょうか。

お金には、「ベストな使い時」があります。セールまで待とうと思って購入を先延ばしにしたお洋服が、セール価格になることがないまま売り切れになってしまうように、その時に決断しなかったことを後悔すること、ありませんか。たとえそのお洋服が、1ヶ月後にセール価格になったとしても、その1ヶ月間、たくさん着たお洋服は、定価とセール価格の差額分の価値があったのではないでしょうか。

旅行や友人との時間に費やす交際費も同じです。お金がないから、、と断ったり先延ばしにしたその時間は、もう戻ってはきません。その時間に、費やしたお金以上の価値があると思える人と場所で、限りある時間を有意義に過ごしていただきたいです。
そう思えない人からのお誘いは、きっぱり断る勇気を持ってください。自慢話ばかりしてくるマウントを取りたいだけの友人とのご飯にお金を払う必要はありません。「数少ない貴重な友人だから…」と縁を切るのを怖がらないでください。

わたしも、友人と縁を切った経験があります。
マルチ商法の話をされる、出会いを求めるための相方としか思われていない、わたしが明らかに嫌いなことを断れないように仕向ける、などたくさん嫌な思いをしてきました。相手のことを理解しようとせず、自分のメリットしか考えられないような友人は、友人とは言いません。
あって不快な思いをする友人との付き合いは、お金だけではなく何より時間が勿体無いのでためらわずに終わりにしましょう。

さぁ、スッキリしたら「使うべきお金」を見極めて、ごゆるりと節約は意識しながら、日々の幸せを見つけていきましょう。