長期的に投資をしていると、必ずと言っていいほど暴落に遭遇します。
今回はわたしの失敗談もお話ししながら、「暴落時にすべき行動と気持ちの持ち方」をお伝えいたします。
わたしが初めて投資を始めたのは、旧つみたてNISAでの投資信託積立でした。
月々に投資に捻出できる額は少額でしたが、それでも少しずつ積立て含み益が出ていきました。
順調と思われましたが、待ち受けていたのは「コロナによる暴落」。
日経平均は17000円台に暴落し、投資信託の含み益がみるみるうちに減っていきました。
リーマンショックを経験している人にとっては大したことではなかったかもしれませんが、わたしにとってはそれが初めての暴落。当時は日々の生活でいっぱいいっぱいの中、頑張って投資に回したお金が減っていくことに耐えることができず「売却」をして少しの間市場から離れてしまいます。
今となっては、絶対にやってはいけない行為だったと後悔しています。
なぜならインデックス投資は「どんな相場でも淡々と決めた額を積み立てていくこと」が一番大切だからです。地合いが悪くなったからと言って売却して市場から離れてしまう=利益を取り逃がす、かつ安い時の購入機会を逃す行為です。
そのことに気がついたのは、コロナによる暴落が落ち着いてきて市場に戻った時でした。。
あの時、動揺せずに淡々と積立を続けていたら…。
新NISAによる資金流入もあってか日経最高値更新も記録し、順調だった2024年1月〜3月。
しかしながら4月に入り、1日で1000円の暴落など不調な相場が続いています。
投資信託も個別株も、せっかくの含み益が目減りしていく。もしくは含み損になっている方もいるかもしれません。そんな皆様にお伝えしたいのは「早まって売らないで!!!」ということです。
特に長期投資については、大前提として「時間をかける」ことが必要です。
この暴落は、10年、15年、20年と投資を続けていくにあたっての一角でしかありません。そしてこの期間も積立を継続することで、投資の基本である「安く買う」を実践することができます。
さらに余裕が出てきたら、個別株の買い増しや投資信託のスポット購入をしてみるのも良いですね。
買い増しは勇気が必要だにゃ…
そうなれるまでには、経験が必要だね
無理は禁物!自分のペースでね
不安になって投資を辞めてしまうことがないように、暴落も想定して余剰資金で投資をすることも大切です。その金額が一時的に半額になっても耐えれますか?と一度問いかけてから、許容範囲を決めていくと良いでしょう。半額、というと少しオーバーに聞こえるかもしれませんが、それ位の覚悟をしておくことが安定的に市場に居続ける精神を培うのには必要です。
いつでもごゆるりと、ゆとりを持って資産を守って育てましょうね。
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